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益子の文化
益子には国指定文化財をはじめ、県、町の指定するものまで、多くの文化財が残っています。
国指定文化財県指定文化財町指定文化財

伝統文化
県指定文化財1234
■ 西明寺境内(昭和50年4月30日)
所在地/益子町益子4469  所有者/西明寺
楼門、三重塔、本堂内厨子(いずれも国指定)本堂、鐘楼、本堂厨子内仏像群8体、木造千手観音立像、木造千手観音坐像、木造閻魔大王坐像・両脇侍像、梵鐘、こうやまき、椎林叢(いずれも県指定)閻魔堂、大師堂(いずれも町指定)等の文化財がある。
■ 西明寺の椎林叢(昭和30年7月26日)
所在地/益子町益子4469  所有者/西明寺
本州福島県から琉球および済州島の暖帯にはえ、庭木として栽植する常緑高木。樹皮は縦に裂ける。葉は厚い革質、長さ5〜15p、裏面は淡褐色。花は晩春、雌雄同株、虫媒。果実は長さ1.5p位で総包の中に包まれ成熟すると3裂し食べられる。材は椎茸の台木、薪炭などに。
 参道の階段の両側とその周辺にあり、目通り周囲2m以上のもの19本が指定を受けている。うっそうとした巨木の森が独特の雰囲気をかもし出している。
■ こうやまき(昭和29年9月7日)
所在地/益子町益子4469  所有者/西明寺
本州福島県以南・四国・九州の山地にはえ、特に木曽地方、紀伊半島は有名。また、庭木として栽培される常緑高木。高さ30m、径1mになる。葉は厚く、二葉が側面で合着している。花は春。雄雌同株。和名は紀州高野山に多いことからこういう。樹皮はまきはだといって桶類の漏水止めに使われ、材も耐久性に強く風呂桶として最良。
 承元3年(1209)土御門天皇の御代宇都宮景房が本堂再建の記念として植えられたと伝えられて、北関東最大のものである。
■ 枝垂えごのき(昭和34年11月27日)
所在地/益子町山本1146  所有者/光明寺
北海道から琉球および朝鮮・中国の温帯から亜熱帯に分布。山野の小川のふちなどにはえる落葉小高木。花は晩春、果皮にサポニンが含まれ洗濯や魚とりに使った。夏、枝端に蓮華状の白色の虫えいができる。芝居の「千代萩」に出てくるチシャノキは本種をいう。和名はえごいことによるという。別名ロクロギは材をロクロ細工に用いることからいう。
 昔、山本浅間山の崖っぷちにあったものを光明寺に移植したものと伝えられている。また本県はもとより全国的にも枝垂の形は珍種とされている。